当院では、グラストンテクニックという器具を使った筋膜リリースも行っています。
グラストンテクニック
グラストンテクニックとは、20数年前に米国でアスリートにより発案開発された専用の器具を用いて筋膜を擦り瘢痕化した組織を解きほぐし癒着した筋膜の可動制限を解放する施術法です。また、全米でオリンピックアスリートやメジャーリーグ、NBAなど多くのアスリートのケアに使われています。
どんな治療なの？
グラストンテクニックは、ステンレス製の器具を使って身体の不調の原因となっている組織や癒着している組織を器具でこすり取るようにして正常な状態に戻していきます。
グラストンテクニックじゃなきゃダメなの？
全身の筋肉は『筋膜』と呼ばれる膜につつまれており、その筋膜が怪我・姿勢・身体活動・ストレス等により、隣接する筋肉・骨・靭帯等に付着（癒着）してしまい、本来の動きが制限されてしまいます。また、痛みなどが原因で関節を動かさないでいると、筋膜癒着の具合が増強されてしまいます。
その為、ガンコな癒着がある場合は手技よりもグラストンテクニックによる施術がより効果的に改善できます。また、施術は癒着をはがすため、多少痛みを伴ったり、皮下出血や熱感、筋肉痛を伴うことがりますが、筋膜の癒着が解放されたことを示すものであり、身体の軽さに驚かれる方がほとんどです。
どんな症状にいいの？
グラストンテクニックは、急性・慢性の靱帯損傷、筋損傷に効果があり、ケガの早期回復に貢献します。特に、プロからアマチュアまでアスリートにとっては最適なケアツールです。
適応症状としては、アキレス腱症・アキレス腱炎、手根管症候群、外側上顆症(テニス肘)、内側上顆症(ゴルフ肘)、シンスプリント、頸椎・腰椎捻挫・挫傷(首・腰の痛み)、足底腱膜炎、四十肩・五十肩、バネ指、繊維筋痛症、急性・慢性の手・指・膝・足関節捻挫、その他のスポーツ障害などやスポーツでのパフォーマンス向上にも貢献します。
ふくおか接骨院は、グラストンテクニックを受けられる数少ない接骨院です。アスリートの方に限らず、慢性症状でお悩みの方は是非一度ご体感ください。